こんにちは!
ベネッセレshidayaセラピストの未来です。
今日はお酒が絡んだ関節痛の話。
お酒を飲むと関節が痛くなる!
「何これ?痛風になっちゃった?」なんて思うのが普通です。
風が当たっただけでも痛みを感じるから痛風。
よく出来たネーミングですが、痛風っていうのは、アルコールの大量摂取によって引き起こされることが多いんですよね。
ほんの2、3杯なのに関節痛が起こる。
これはアルコール性筋炎っていうれっきとした病気なんですよっ!
「え?何それ?聞いたことないんだけど…。」って思う方がほとんどだと思うんですけど、ここではそれを紹介しちゃいます。
■ビタミン不足のために筋繊維を溶かす
お酒を飲むと関節痛が出るのは、不思議でもなんでもないんですよ!
そのメカニズムは、アルコールの摂取によって、ビタミン不足の状態になってしまうから。
アルコールっていうのは、体内に入ると尿として排出するまでに、水と炭酸ガスに分解されるのは知っていますか?
アルコールが水と炭酸ガスに分解するためには、ビタミンとタンパク質と水分が必要になるんですよ!
そして現代人に不足している栄養素がこのビタミンとタンパク質。
当然に不足しているから、十分に分解をすることが出来ない。
そうすると体はどうすると思います?
筋肉の細胞を溶かすってアクションを起こすんです!
十分に栄養が行き渡っている筋細胞を溶かして、不足しているビタミンを補って、アルコール分解をしてしまおうとするんです。
正常な筋細胞を溶かすわけなので、筋断裂などが起こる。
そうすると筋トレをした後と同じような状態になっちゃうわけ。
つまり筋肉痛。
当然に筋肉痛が襲うのは想像しやすいですよね。
これがお酒を飲んで関節痛が起きる簡単なメカニズムなんです。
■余ったカルシウムは関節をとがらせる?
ただ、長年アルコールを摂取していないと、こういう状態にはなりえません。
つまり、日々の不摂生の積み重ねによって引きこされる症状なんですね。
関節通が起こるのは、筋肉痛のようなものにプラスして、関節の軟骨部に骨から溶け出し、血中に入ったカルシウムが沈着してしまい、石灰化といって、硬くなってしまうからこそ起こり得る痛みなんです。
通常は柔らかいはずの軟骨が硬くなり、しかもそれが棘のように鋭くなれば、関節部を動かすたびに、すり減ったり、ぶつかり合ったり、刺さったりして痛みを感じるのは当然のことなんです。
■血液の滞りやリンパの滞りも痛みの原因
お酒を飲んだり、たばこを吸う。
睡眠不足、ストレス過多、生活習慣や食生活の乱れなどによって、血管が詰まり、流れが悪くなったり、老廃物が溜まってリンパの流れも悪くなる。
こういったものでも関節痛が起こります。
お酒を飲んで関節痛がひどいとお悩みなら、ベネッセレshidayaに相談して下さい!
がっつり施術&アドバイスをさせて頂きます。
それでは、また。
0コメント