ベネッセレshidaya代表のゆきちです。
勝手に子供に期待をして死ぬほどに練習をさせる。確かに悪くはありませんよね。
だって練習しなきゃ上手くなるわけないんだから…。
だからこそ練習の大切さを説いたり、スケジュールを組んだりして練習をさせるということは大切なことですよ。
でもね…。
それに対してのケアをしっかりと行っていますか?っていえば、そこまで気が回らない親御さんが多いような気がします。
ウチも4年生の息子がいてサッカーを頑張ってますが、チームの練習→学年上練習→スクール練習(3部練)だったり、試合→学年上練習→スクール参加なんてことをしてたりします。
でも壊れたことはないんですよね。
本人に「やるの?」って聞くと即答で「やる!」って言います。それだけサッカーが好きなんだけど、この状態で練習しても意味ないなと思ったら止めます。またきっちりと回復させることをしてから練習参加させています。
でもこれを無理やりやらせる親御さんもいるのが現状。
「練習量=成長」
なんて思っているからなのでしょう。
ただしコレをやるからには、しっかりとケアをしてあげることが前提になります。筋肉などのカラダの状態はもちろん、「モチベーション」などの精神面が充実していないとケガに見舞われることになります。
息子と同じスクールの一学年上(小学5年生)の女の子で恥骨結合離開剥離骨折になってしまった子がいます。親御さんも熱心で高い志を持っているのは、練習を見に来ている態度などで十分に分かりました。
でも頑張れと頑張らせるだけでケアが出来ているのかといえば、疑問に思ってしまう現状が多いんですよね。
まぁ逆に子供主体すぎて行かないと言えば、そのまま練習させない激甘な親がいるのも現実としてはありますが…。
ただやらせるのであれば、単純にやらせるだけではなく子供のカラダの状態をきっちりと把握してGoなのかStayなのかを判断して欲しいものです。残念だけど恥骨結合離開剥離骨折なんてのは「使いすぎが原因」でなったケガの典型ですよね。
しかもサッカープレイヤーとしては将来を棒に振ってしまうほどの大怪我といっても過言ではない。
期待するのは大いに結構。だけどそれは自分が望んだ努力なのか、親の期待に沿おうと無理をしているのか。後者で無理をさせ、結果として将来を失わせるほどのケガを負わせてしまった…。
コレは、はっきり言ってアウトですよ。
そんなことを教えてあげられたらよかったのになと思った日でした。
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